研磨剤の歯に対する影響(知覚過敏症)

歯磨き粉の清掃性は、研磨剤が主に作用しています。その研磨剤に物理的なブラッシングが加わると頑固なステイン(ヤニや黄ばみ)を除去してしてくれます。しかし、研磨剤が荒いと幾分か歯の表面(エナメル質)も削り落とされている可能性があると言うことにもなります。 もし、歯の表面が毎日の歯磨きで剥ぎ落されたら、象牙質が露出することで冷たい水などが象牙質の神経管に入っていることで刺激を感じ、知覚過敏症になるります。 

日本の歯科医の先生は、知覚過敏症にならないように「低研磨剤」の歯磨き粉を推奨していますが、歯磨き粉に「低研磨剤」と記載してあってもその低研磨剤の標準や臨床データーが全くないので信ぴょう性がありません。

 実は、米国歯科医師会(ADA)は、民間企業と大学とで研磨力に関する検査方法と機器を発表致しました。 その試験は、RDA試験(相対性象牙質損耗試験)と言いまして,8つの人の歯の試験片にADAの指定した歯ブラシと機械とでブラッシングを数千回行って、削り落ちた歯の成分を放射線分析で測定します。ADAは、標準物質(ピロリン酸カルシウム)の入ったハミガキの基準値を100として、RDA値100以下を低研磨剤のハミガキとして分類しています。 尚、1970年国際的な品質評価を定める国際評価基準機構(ISO)は960011号に7つの標準指定をして、その1つにこのRDA試験を採用しました。960011号には、RDA値250以上のハミガキが歯の表面に影響するものとして承認いたしません。また、海外貿易の品質基準として米国の医療及び食品管理局(FDA)の機関でもこのRDA試験を採用して200以下に定めています。しかし、残念ながら日本の歯科医療界、ハミガキの製造社からは、これらはあまり公表されていません。ですからRDA試験の結果は、自分の歯が将来どうなるかを左右する重要なポイントです。

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